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【翻訳記事】世界最大の都市、東京を外国人はどう描写しているのか?

投稿日:2019年2月25日 更新日:

世界で最大の現代都市、東京

東京を中心にした横浜、千葉、さいたまなどを含む首都圏人口は国連の推計で3900万人。単一の都市圏としては世界最大の人口を誇り、さらにその経済規模は一つの都市でカナダ一国を凌いでいます。今回は地球上で最大の都市である東京を紹介した動画の、翻訳のダイジェストをご紹介します。
なお、動画そのものの反応は2019/02/26 18:00にお送りします。

 世界の歴史上、もっとも成功したメトロポリスである東京首都圏の人口は3900万人。これは世界第二の都市圏よりも50%も多い。地球上で最も安全な大都会でもあり、そのGDPは2兆ドル(200兆円)。上位8カ国を除く世界の全ての国より大きい。まさに地球のモデルとなるべきメトロポリスだ。

東京の歴史

明治維新まで

 561年前から話を始めよう。ある侍が、江戸という漁村の外れに城を築いたのが始まりだ。その豊かな土地が、農民を引きつけ、次第に拡大した。1600年、関ヶ原の戦いに勝利した徳川家康は江戸をその住処とし、国内で最も重要な場所になった。不幸にもこの都市の建物は紙と木で作られていたので、夏の熱風と組み合わさって問題を起こすことがあった。ある伝説では、1657年のある乾燥した昼下がりに、とある僧侶が呪われた着物を燃やすというミスを犯した。炎は燃え上がって寺に燃え移り、さらに街の70%を焼き尽くした。10万人が亡くなった。

 災害にも関わらず、江戸の人口は19世紀の半ばまでに100万人に達した。これは侍による幕府の統治が、(鎌倉時代から数えて)700年に達しようとしている時だった。

環境の保全

 若い天皇に率いられた新政府が江戸を首都として定め、さらに東京と改名し、城を皇居とした。天皇の東幸に住民は皆日本酒で乾杯したという。日本が開国し諸国と交易する時代にあって、東京は産業革命と近代化を主導した。ただし、急速な発展には代償も必要だった。環境は破壊され、森は消え、空気は汚染され、かつては綺麗だった川も有毒物質に毒された。より良心的なアプローチを探る時が来たのだ。

 日本に広がる山と水田に里山という概念が生まれ、環境との共存が推進された。現代では、この世紀を跨いだ努力は東京都市部の20%が公園として残るという結果に結びついた。汚染の危機はほぼ克服された一方で、とある脅威は依然として不可避なままだった。地震だ。

度重なる災害と復興

 1923年、M8.0の地震が東京を直撃し、地理的に不安定な東部地域が壊滅した。火炎旋風が住宅街を飲み込み、ある人々は政治的な敵だと見做していた朝鮮人などの少数派を襲いだした。炎が鎮火されるまでに、14万人が亡くなった。

 その20年後である1944年、東京はまたしても打撃を受けた。9ヶ月に渡り連合軍による無慈悲な爆撃が行われ、さらにアメリカによる長崎と広島の核攻撃があり、日本は降伏し世界大戦は終わった。最大の攻撃は、279機のB-29が1600トンの爆弾を東京東部へ爆撃したことだった。これは人類史上最大の爆撃作戦として知られており、10万人以上が亡くなり、100万人以上がホームレスになった。ここからの復興には世代を跨ぐほどの時間がかかったが、70年たった今、東京は平和を享受している。

現代の東京

緻密な交通インフラ

 今では過密な都市圏が、日本で二番目に大きな都市である横浜に至るまでの32キロメートルに渡って伸びている。多くの道路や高速道路が伸びており、主要幹線は鉄道によって他のメガシティと接続されている。第二次世界大戦後、日本は石油資源を持たなかったため、石油に依存しない輸送システムが求められていた。そのため、政府は東京とその周辺の都市を結ぶ鉄道に重点的に投資したのだ。1964年、東京オリンピックと同じ年に、日本は世界で初めての現代的な超高速鉄道をデビューさせた。大阪と東京を結ぶ東海道新幹線であり、その速さは256km/hに達した。今日の東京では都市鉄道は4000万人/日を輸送しており、世界一の規模である。道路と駐車場というスペースの豊富さを前提とした車優先のアメリカの輸送システムと比較して、60%も省スペースなのだ。もちろん、東京には車やバイクを格納する革命的な方法もあるが(立体駐車場)。

 渋滞も110億ドル(1兆1000億円)に及ぶメガ・プロジェクトによって解決された。東京アクアラインは1/3は橋、2/3はトンネルだ。東京中心部まで90分かかっていた移動が、15分に短縮されたのだ。このプロジェクトにはかつて経験したことのない地震に耐えるため、設計とその完成に30年が費やされた。この地震への備えは、東京の建築コストが50%も跳ね上がっている理由の一つでもあり、他の都市と比較しても日本人が超高層ビルより小さな建物を好む理由でもある。この2つの要因が、都市のスプロール化と不動産価格の高騰をもたらしているのだ。

東京の食

 上空から見ると東京は迷路だが、地上目線では地元の人の生活が根付いた場所であることが分かる。生活必需品などは僅かな時間を歩けば手に入る。これには世界で最も偉大な寿司屋も含まれている。日本は魚料理で動く国なのだ。

 東京港に面した築地には、世界最大の魚市場がある。毎日5万人以上の人々が400種類の魚を買うためにやって来る。この中にはミシュラン1つ星以上の227のレストランのシェフも含まれており、これらが東京の食に関する名声を押し上げているのだ。実際。オバマ大統領が東京を訪れた際には、次郎手作りの寿司を食した。さらにオバマ大統領は手作りのロボットとサッカーもプレイした。これは日本が自動化で世界を先導していることを示している。

技術と経済の中心地

 技術大国の首都として、東京は最も多いフォーチュン500企業の本社が存在している。ニューヨークやロンドンよりも多いのだ。このため、東京は世界経済を主導する3つの都市の中に数えられている。これらの全ての要因が東京を先進的な現代都市たらしめ、それを世界に示す準備も整っている。

 2020年の夏には、オリンピックの開催都市になる予定だ。これに東京都はサウジアラビア政府予算以上の多額の投資をしていおり、建設は進んでいる。ほとんどの施設が完成に近づき、政府はそれを世界に示そうとしている。例えば言語や障害の有無、年齢に関係なく道案内のできるロボットの投入などだ。大会期間中は92万人が、ロボットに道案内を頼むと予想されている。ロボットは閉会式後にも東京の住民が大会から受ける利益の一例に過ぎない。

東京の将来への投資

 東京は高齢化社会に伴って人口のピークを2020年に迎えると見られ、東京はかつてのような拡大は不可能になるという事態に直面するだろう。納税者も減ることが予想され、高齢者も増えるため、政府は高齢者による自発的な努力を推進している。これは東京の住民にとっては辛いことかもしれないが、ただ彼らは地球上で最も思慮深い人々でもある。思いやりの深さと、充実した公共交通機関、それと清潔さがあるのだ。

 2011年3月の惨劇の中にあっても、東京の訪問者達は地元住民の規律だった動きを褒め称えた。これは日本の我慢という自制の概念の一部でもあったのだ。もちろん、よく設計された耐震構造と継続的なメンテナンスが東京がよく地震などの災害に耐えている理由である。

 近年完了予定のプロジェクトとしては、水素利用の公共交通システムへの3億5000万円への投資や、水素ステーションを6000まで増やす計画などもある。他には、3重の高速道路の拡張計画などがあり、さらに先進レーザー技術を使用した既存のインフラの修理・増強計画による耐久年数を100年まで引き上げる計画などもある。既存よりも8℃温度が低くなる新型アスファルトの設置は、東京とその他の先進都市のヒートアイランド現象を解決する良いきっかけになるだろう。輸送力を向上させ、歩道を広げたり、バイク用のレーンを広げたりするのにも税金を使うという。洪水の危険性を減らすための巨大なトンネルに川から水を逃がすシステムや、火災の可能性を防ぐための耐火建材の開発、地震時の避難誘導経路の確保などにも投資がされている。東京の消防システムや水利システムは世界でも先進的な立場にあるとされており、クアラルンプールの都市的な課題の解決に一役買ってもいる。

東京の未来と結び

 東京は海岸線の開発を長い間続けてきた歴史がある。そのため、近い将来の海面上昇が影響を及ぼすと見られている。さらに人口の減少も問題になりうる。東京ですら完璧な都市ではないが、その資産を賢く投資をすることで、地球上の様々な都市のモデルとなるであろうことは間違いない。

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